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大豆とキャベツのサラダ 油っこいものから胃を守る働き

 春キャベツのおいしい季節になりました。甘く柔らかく、何より色がきれいで食卓が華やぎます。油っこいものから胃を守る働きがあり、とんかつを食べるときにどっさりの千切りキャベツが付け合わされるのはこのためです。大豆は下準備に手間がかかるので、水煮の缶詰を使ってもいい。自分で煮た方がおいしいですが、忙しい毎日、無理しないことも大切です。

 キクラゲは意識して食べたい黒い食材の一つです。中華の材料と思いがちですが、普段の料理でも気軽に使ってみてください。シャリシャリとした歯ごたえで満足感が生まれます。ひじきで代用してもオーケーです。

 そして、ポイントはドレッシング。肉や魚をあまり食べないわが家では、干しエビのドレッシングをかけたこのサラダはごちそうです。子どもたちが小さいころは、家族4人でキャベツ2玉分くらいをもりもりと食べていました。

 油を使わずヘルシーで、エビを細かくすることでだしが出てうまみが増します。たくさん作っておいて、ほかのサラダや冷ややっこにかけるのもお勧めです。


<材料>(5人分)

 大豆1カップ、キャベツ4、5枚、キクラゲ3、4枚、A(干しエビ大さじ1、しょうゆ大さじ2、酢大さじ2、白ごま大さじ1)


<作り方>

 (1)キャベツは一口大に切って水少々の鍋で蒸し煮する

 (2)キクラゲは水に戻しておき、千切りにして2、3分ゆでる

 (3)大豆は一晩水につけておいたものを柔らかく煮る

 (4)干しエビをAの調味料につけて、ふやかしてみじん切りにする(フードカッターにかけても良い)

 (5)キャベツ、キクラゲ、大豆を合わせ、(4)のドレッシングをかける
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2011年05月13日 更新)

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