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アワスープ 粒小さいほど体温まる

アワスープ

 雑穀の一つ、アワと野菜がたっぷり入ったアワスープを紹介します。雑穀は米、麦以外の穀類のこと。アワ、キビ、ヒエなどです。白米を食べ慣れていると、あまりおいしい物ではありません。でも、秘めたパワーは魅力。粒が小さいほど陽性度が高く、体を温める力があります。

 この料理は、乳幼児の子どもを持つお母さんたちを対象にした料理教室でも取り上げている一品。アトピーの子どもがいるお母さんによっては、油を使っていない料理だから、と喜ばれています。大豆に反応する場合には、材料に使っているしょうゆを大豆しょうゆではなく、ヒエしょうゆ、アワしょうゆにしてはいかがでしょう。


<材料>(4人分)

 アワ 1/4カップ、ニンジン30グラム、タマネギ50グラム、ダイコン40グラム、キャベツ100グラム、青菜30グラム、シイタケ2~3枚、ネギ少々、だし汁3カップ、みりん小さじ1、しょうゆ大さじ1、塩小さじ 1/2

<作り方>

 (1)アワを濁りがなくなるまで3回くらい洗い、1.5倍の水で火にかける

 (2)沸騰したら弱火にして20分煮る

 (3)ニンジンとダイコンはイチョウ切り、タマネギとシイタケはおいしさを損なわないように回し切り=図1、キャベツはざく切り、青菜は食べやすい大きさに切る

 (4)野菜を図2のように入れて重ね塩一つまみ(分量外)を振り入れ、水100CCを入れて蒸し煮する

 (5)蒸気が出たら混ぜ返してだし汁を張り、塩・みりん・しょうゆで味を調え、ネギを散らす
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2011年05月20日 更新)

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