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17歳以下にモデルナ製誤接種 矢掛町国民健康保険病院 17人に

矢掛町役場

 新型コロナウイルスワクチンの3回目接種で、岡山県矢掛町国民健康保険病院(同町矢掛)が4、5月に18歳以上が対象の米モデルナ製を17歳以下の17人に誤接種していたことが7日、分かった。町によると、現時点で体調に異常のある人はいないという。

 町によると、同病院は曜日に応じてモデルナのみ、ファイザーのみで接種を実施。モデルナの日の5月26日、12歳の男子が受け付けに訪れた際、職員が対象年齢ではないことに気付いて中止したが、その日は既に17歳の2人が接種済みだった。

 病院がさかのぼって調べると、4月14日から5月19日にかけて12~17歳の15人にもモデルナの3回目接種をしていたことが判明。病院は17人の保護者らに謝罪、体調を確認した。

 予約時の当事者の確認不足や、当日の病院の年齢チェックや認識の不足が原因という。町は病院に確認の徹底を指導し、再発防止を求めた。

 国は安全性などを踏まえ、12~17歳への3回目接種は、米ファイザー製のみとしている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2022年06月07日 更新)

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