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がん専門薬剤師養成へ 就実大、倉敷成人病センター協定

協定書に署名する梅川院長(左)と桑原学長

 就実大(岡山市中区西川原)と倉敷成人病センター(倉敷市白楽町)は17日、がんの治療薬に通じた薬剤師の育成などに向けた連携協定を締結した。

 抗がん剤の効能や副作用などを熟知するとともに、治療に適した薬剤を提案してチーム医療に貢献するような高い専門性を備えた薬剤師の養成を目指す。同センターの薬剤師が、同大薬学部の学生を実習で指導するほか、共同の臨床研究も予定している。

 調印式が同大であり、桑原和美学長と梅川康弘院長が協定書に署名した。桑原学長は「地域医療に貢献する薬剤師を育てる」、梅川院長は「活発な人材交流を通じ、がん診療の発展に寄与したい」と述べた。

 同大薬学部の卒業生が同センターに就職するなどしていることが縁となり、今回の連携が決まった。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2022年06月20日 更新)

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