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コロナ感染 4カ月ぶり4千人切る 県内直近1週間 第8波前の水準に

 岡山県が17日まとめた直近1週間(9~15日)の新型コロナウイルス感染状況によると、新規感染者は3420人と前週(2~8日、5339人)より約4割減少。昨年10月6~12日の週以来、約4カ月ぶりに4千人を下回り、流行「第8波」前の水準まで落ち着いた。

 新規感染者数が前週を下回るのは5週連続。1日当たりの感染者は全ての日で前週の同じ曜日より少なかった。クラスター(感染者集団)は19件で前週(25件)より2割以上減少。高齢者施設が12件と約6割を占めた。

 感染者の年代別割合は10歳未満が15・9%で最も高く、10代13・5%(前週12・6%)60代8・1%(同6・5%)などで増えた。

 各種指標では医療の逼迫(ひっぱく)度合いを示す病床使用率が27・9%と前週(38・4%)から10・5ポイント改善。重症者用の病床使用率は13・4%と5・9ポイント悪化した。4段階のレベル分類は下から2番目のレベル2(感染拡大初期)を維持する。

 県保健福祉部は「県民の協力で感染者は減ってきた。引き続き『3密』の回避や手指の消毒、こまめな換気といった基本的な感染対策をお願いしたい」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2023年02月17日 更新)

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