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岡山県内コロナ感染者 6週連続減 直近1週間、各種指標も改善傾向

 岡山県は24日、直近1週間(16~22日)の新型コロナウイルス感染状況をまとめた。新規感染者は2269人で前週(9~15日、3420人)より約3割減となり、病床使用率をはじめとする各種指標も改善傾向を維持。新規感染者数が前週を下回るのは6週連続で、流行「第8波」の収束傾向はさらに顕著となった。

 1日当たりの感染者は1月18日以降、38日連続で前週の同じ曜日を下回った。クラスター(感染者集団)も前週より3件減の16件。高齢者施設が11件で約7割を占めている。

 感染者の年代別割合は40代が15・5%で最も高く、20代10・9%(前週9・5%)50代10・8%(同10・0%)などで増えた。

 各種指標では医療の逼迫(ひっぱく)度合いを示す病床使用率が20・5%と前週(27・9%)から7・4ポイント改善。重症者用の病床使用率も7・5%と5・9ポイント改善した。4段階のレベル分類は下から2番目のレベル2(感染拡大初期)を維持する。

 県保健福祉部は「感染状況は落ち着いているが、再流行につながらないよう基本的な防止策を継続してほしい」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2023年02月24日 更新)

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