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県内コロナ病床使用率43.8% 直近1週間、5類移行後で最悪

岡山県庁

 岡山県は8日、直近1週間(8月28日~9月3日)の新型コロナウイルスの感染状況をまとめた。医療の逼迫(ひっぱく)度合いを示す病床使用率は43・8%と前週(8月21~27日、38・8%)から5ポイント上昇。入院者数などを含めた各種指標は軒並み悪化した。

 病床使用率は5月の5類移行後で最悪だった7月31日~8月6日の週(40・7%)を上回っており、5類移行前の分類でレベル2(感染拡大初期)の目安としていた30%を5週連続で超えた。

 県内84の定点医療機関から報告された感染者数は1285人(前週1201人)で、1機関当たり15・30人(14・30人)。入院者数も389人(342人)と増え、重症者用病床使用率は33・3%(29・2%)となった。

 感染者は10代以下の増加が目立っており、県保健医療部は「2学期が始まったことが影響しているようだ。秋の行楽シーズンも控えるが、体調が悪い場合は外出を自粛し、感染拡大防止に努めてほしい」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2023年09月08日 更新)

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