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県内コロナ 病床使用37.4% 直近1週間、前週より改善

 岡山県は15日、直近1週間(4~10日)の新型コロナウイルスの感染状況をまとめた。感染者数は増えた一方、医療の逼迫(ひっぱく)度合いを示す病床使用率は37・4%と、前週(8月28日~9月3日、43・8%)から6・4ポイント改善した。

 県内84の定点医療機関から報告された感染者数は1466人(前週1285人)で、1機関当たり17・45人(15・30人)。5月の5類移行後では最多となったものの、比較的軽症者の多い10代以下の大幅増が要因のため、病床使用率に加えて、入院者数が369人(389人)、重症者用病床使用率が12・5%(33・3%)といずれも減少した。

 ただ、80代以上の感染者が増加傾向な上、病床使用率も依然30%を超える高い水準にあるとして、県は引き続き動向を注視する。

 県保健医療部は「重症化しやすい高齢者が増えれば医療に負荷がかかる。高齢者に会う際は感染対策をしたり、体調が悪い場合は面会を延期したりすることを心がけてほしい」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2023年09月15日 更新)

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