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コロナ病床使用率改善23.8% 岡山県内直近1週間 感染者が減少

 岡山県は6日、直近1週間(9月25日~10月1日)の新型コロナウイルスの感染状況をまとめた。医療の逼迫(ひっぱく)度合いを示す病床使用率は23・8%と、前週(9月18~24日、25・3%)から1・5ポイント下がった。改善は4週連続。

 県内84の定点医療機関から報告された感染者数は681人(前週973人)で、1医療機関当たりは8・11人(同11・58人)と3週連続で減少。2学期に入って増加が目立っていた10代以下の感染が前週から3割以上減り、重症化リスクの高い高齢層でも減少傾向が続いている。

 他の指標では入院者数が213人(前週242人)、重症者用病床使用率も16・7%(同20・8%)といずれも前週を下回った。

 県は10月からコロナ患者用の確保病床を感染状況に応じて設定する体制に改めており、病床使用率の公表は9月30日時点で終了。次週の取りまとめ分からは重症者数を新たに公表する。

 県保健医療部は「インフルエンザとの同時流行も今後懸念される。感染しない、させないための基本的な対策を引き続きお願いしたい」としている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2023年10月06日 更新)

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