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「患者サポートセンター」リニューアル 岡山赤十字病院、あらゆる相談に対応

リニューアルオープンした岡山赤十字病院の患者サポートセンター

 岡山赤十字病院(岡山市北区青江)は、患者からの相談にワンストップで応じる「患者サポートセンター」を正面玄関ホールにリニューアルオープンさせた。

 移転したのは昨年12月中旬。それまでは夜間休日入り口側の奥まった場所に患者サポートセンターと入院受付、がん相談支援センターを別々に設けていたが、統合して機能を集約した。

 医療介護に関するあらゆる相談を受け付ける。地域の診療所や介護事業所と連携し、退院後の在宅療養への橋渡しをする。同院が岡山市認知症疾患医療センターに指定されているため、認知症に関する相談にも応じている。

 社会福祉士や精神保健福祉士などの資格を持つスタッフ13人が常駐。医師、看護師、薬剤師、栄養士らも相談内容に応じて対応する。入り口はガラス張りで開放的な造りにし、アイボリーを基調に柔らかな雰囲気づくりに努めた。プライバシーに配慮し、個室も6部屋設けた。

 入院受け付けを含めた相談件数は毎日100件以上に上る。目に留まりやすい場所にあるため、以前よりも訪ねて来る人が増えたという。

 センター長を務める竹内誠副院長兼第一血液内科部長は「退院後の療養を支えるのは病院に課せられた責務。さまざまな相談に迅速かつ的確に応じられるよう、病院を挙げて取り組んでいる」と話す。

 開所時間は平日の午前8時半~午後4時半。問い合わせは同院(086―222―8811)。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2024年02月19日 更新)

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