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オウム病、欧州で5人死亡 WHO、昨年11月以降

 世界保健機関(WHO)本部=スイス・ジュネーブ

 【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)は5日、オーストリア、デンマーク、ドイツ、スウェーデン、オランダの5カ国で2月、鳥から人に感染するオウム病の発生が増加していると発表した。特に昨年11月以降に増えており、5人の死亡例が報告された。

 鳥のふんに含まれるオウム病クラミジアという細菌に感染して発症する呼吸器系の疾患で、鳥をペットや家畜として飼育する人や獣医師、造園業者などによく見られる。

 関係国は発生源を特定する調査などを実施。WHOは現時点で深刻なリスクとして評価していないが、状況監視を続けるとしている。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2024年03月06日 更新)

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