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乳がん検診受けて 岡山駅前でちらし配布

ちらしを手渡すキャンペーン参加者(左)

 岡山市と市がん対策推進委員会は1日、JR岡山駅前でちらしを配り、乳がん検診の受診を呼び掛けた。

 「ピンクリボンキャンペーン」と銘打ち、市職員、趣旨に賛同した企業の従業員ら約30人が参加。駅利用者らに「乳がん検診を受けてください」と声を掛けながら、30代から乳がんの罹患(りかん)率が上昇することを示したグラフ、自分でできるチェック方法などを記したちらしを手渡した。

 南区の大学1年女性(19)は「今まで乳がんを意識していなかったが、若くてもなることを知り、今後は定期的に検診を受けたい」と話した。

 市内の乳がん検診の受診率は15・5%(2013年度)。一方で市内の患者数は07年以降、人口10万人当たり70人を超え、毎年増えており、キャンペーンを初めて企画した。4日、クレド岡山ふれあい広場(北区中山下)でも行う。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2014年10月02日 更新)

タグ: がん女性

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