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災害時のヘリ搭乗訓練 津山中央病院と岡山県

「きび」の搭乗訓練に取り組む病院職員ら

 津山中央病院(津山市川崎)と岡山県は18日、大規模災害や大事故の現場で救急治療に当たるDMAT(ディーマット=災害派遣医療チーム)の緊急出動などに備え、県消防防災ヘリコプター「きび」の搭乗訓練を同病院で実施した。

 両者は2010年、緊急出動に関する協定を締結。以来、年1回ペースで訓練を行っている。

 この日は救命救急センターの医師ら病院職員12人と県消防防災航空隊6人が参加。職員は「きび」から隊員がワイヤで人をつり上げたり、下ろす作業をヘリポートで見学した後、4人一組で搭乗し、フライト。機体内部の広さを体感し、騒音の中でも会話ができる通信機器を試した。

 事務職員女性(23)は「安定感があって思ったより怖くなかった。貴重な経験ができた」と話していた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2014年09月21日 更新)

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