腎臓がんカンボジア男児手術始まる 岡山医療センター
小児腎臓がんの治療のため、国立病院機構岡山医療センター(岡山市北区田益)に入院しているカンボジアの男児スオン・マカラ君(7)の腫瘍摘出手術が17日午前11時21分に始まった。
青山興司名誉院長(72)を執刀医に小児外科のチーム7人が担当。午前10時35分ごろ、父親や看護師らに付き添われたマカラ君は、青山名誉院長に笑顔で励まされ、歩いて手術室へ入った。手術は約3時間で終わる見込み。
5月にカンボジアでマカラ君を診た国際医療団体ジャパンハート(東京)代表の吉岡秀人医師(49)が、幼児に多いがんの一種「腎芽腫」と診断。すぐに治療すれば救命できると判断し、これまでも連携してきたNPO法人中国四国小児外科医療支援機構(事務局・岡山医療センター)に協力を依頼した。マカラ君は6月15日に来日していた。
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青山興司名誉院長(72)を執刀医に小児外科のチーム7人が担当。午前10時35分ごろ、父親や看護師らに付き添われたマカラ君は、青山名誉院長に笑顔で励まされ、歩いて手術室へ入った。手術は約3時間で終わる見込み。
5月にカンボジアでマカラ君を診た国際医療団体ジャパンハート(東京)代表の吉岡秀人医師(49)が、幼児に多いがんの一種「腎芽腫」と診断。すぐに治療すれば救命できると判断し、これまでも連携してきたNPO法人中国四国小児外科医療支援機構(事務局・岡山医療センター)に協力を依頼した。マカラ君は6月15日に来日していた。
(2015年06月17日 更新)