文字 

岡山大病院で脳死肺移植 50代男性、無事終了

 岡山大病院(岡山市北区鹿田町)で13日、50代男性への脳死肺移植手術が行われ、無事終了した。同病院によると、約3カ月で退院できる見込みという。

 臓器移植医療センターの大藤剛宏教授が執刀。左肺を移植する手術は午前10時19分に始まり、約5時間半後の午後3時54分に終わった。

 男性は呼吸障害を引き起こすアルファ1アンチトリプシン欠損型肺気腫という病気で、疾患の症状悪化に伴い、15年7月、日本臓器移植ネットワークに登録していた。

 ネットワークによると、ドナー(臓器提供者)は静岡県内の病院に脳血管障害で入院していた30代男性。岡山大病院の脳死肺移植手術は69例目、生体と合わせて147例目。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2015年12月14日 更新)

カテゴリー

ページトップへ

ページトップへ