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旧大原高跡地に医療系専門学校 美作市が大阪の運営法人と協定

専門学校設置の協定書を交わした萩原市長(左)と橋本常務理事(右)

 美作市が旧大原高(同市古町)跡地に誘致を進めていた医療系専門学校の開設が決まり、運営する学校法人「大阪滋慶学園」(大阪市)と26日、設置に関する協定を結んだ。2018年4月の開校を目指し、看護師やスポーツトレーナーを育成する。

 美作市宮本の武蔵の里交流館で式があり、関係者約50人が見守る中、萩原誠司市長と、同学園の橋本勝信常務理事が協定書に調印。萩原市長は「学校が地域活性化と雇用拡大につながることを期待している」とし、橋本常務理事は「多くの方のご支援をいただいて学校を形にしていきたい」と述べた。

 計画では、専門学校は3年か4年制の看護、スポーツトレーナー、介護学科を設置。外国人留学生向けの日本語学科(1年制)の開設も検討しており、生徒規模は400人前後になる見込み。通信制高校も同時に開校させ、主に西日本の生徒約500人を対象に年に1、2回、授業で1週間程度通ってもらう。

 同学園は、大阪府を中心に鳥取、島根県で七つの医療系の専門学校を展開。校舎の新築や旧大原高校舎の改修などの事業費は約15億円で、そのうち10億円を市が負担する予定。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2016年03月28日 更新)

タグ: 医療・話題

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