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済生会看護専門学校の新校舎完成 岡山、病院隣接で実習環境充実へ

完成した岡山済生会看護専門学校の新校舎(右端)

 岡山市北区国体町に建設していた岡山済生会看護専門学校の新校舎が完成し30日、同校で落成式が行われた。同伊福町にあった旧校舎の老朽化に伴い新築移転した。

 校舎は鉄骨7階延べ約5千平方メートル。1月に開院した岡山済生会総合病院の新病院南側に隣接するなど、実習環境の充実を図っている。外壁は同病院や付近の関連施設に合わせ、明るいオレンジ色のタイル張りにした。総工費は約13億円。

 旧校舎は1977年にでき、耐震面での不安や、男子トイレが足りないなどの問題があったという。

 落成式には約60人が出席。浜家一雄校長が「整った設備のもと、医療、福祉に貢献できる人材を育てていきたい」とあいさつした。

 落成式に合わせ、旧済生会総合病院西館(同伊福町)から新病院前に移設された陶芸家・加藤唐九郎氏の陶壁「うみのさち」(高さ約2・6メートル、幅約6メートルの2枚組)のお披露目式もあった。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2016年03月30日 更新)

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