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津山第一病院でふれあいフェス 医療機器体験で健康意識高める

手術器具に触れる子どもら

 津山第一病院(津山市中島)で29日、「第11回ふれあいフェスティバル」が開かれ、市民らが講演や医療機器体験を通じて健康意識を高めた。

 耳鼻咽喉科の長谷川勇二医師が睡眠時無呼吸症候群をテーマに講演。「放置すると高血圧や心筋梗塞のリスクが高まり、居眠り運転の危険もある。心配な場合は受診を」と呼び掛け、マウスピースや機械で空気を送り込む鼻マスクを使った治療法の長所と短所、コストなどを説明した。

 実際に使用する手術器具を触ったり、止血しながら患部を切断する電気メスで鶏肉を切ったりするコーナーに子どもたちは興味津々。血管年齢や血圧を測定するブースのほか、焼き鳥、ヨーヨー釣りのテントもあり、家族連れらでにぎわった。

 津山市の自営業の参加者(41)は「専門医の話を気軽に聞けて勉強になった。子どもから大人まで楽しめた」と話した。

 フェスティバルは同病院が地域貢献の一環で毎年開催している。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2016年05月31日 更新)

タグ: 健康

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