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第7回 津山中央病院 心カテーテル 小松原一正・循環器科部長 学会の教育認定施設

心カテーテル検査5000例の小松原部長

 心臓発作の多くは心臓の冠動脈が狭くなったり詰まったりして血流障害が生じ、起こる。その検査・治療を行うのが心カテーテル。細い管を入れて病状を把握し風船で血管を膨らませたり、ステント(網目状の金属)を留置し血流を回復させる。循環器科は十年以上の経験者が五人そろい、検査は年間千例以上、治療が三百例、救急車搬入などの緊急治療が百例。

 小松原部長は心カテーテル十八年、検査五千例、ステント留置千例の治療実績があり、心臓カテーテル指導医、循環器専門医。指導医がそろい、倉敷中央病院(倉敷市)とともに日本心血管カテーテル治療学会教育認定施設でレベルは高い。小松原部長は「待機患者の治癒率は98%超。急患の平均年齢は七十五歳で県南の病院より十歳以上高齢のため重症化し血管も傷んでおり治療は難しいが、技と経験で乗り越えている」と話す。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2008年03月11日 更新)

タグ: 心臓・血管

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