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岡山でアンチエイジングセミナー  若さを保つ化粧品選び スキンケアのコツ紹介

スキンケアのコツなどを熱心に学ぶ女性たち

目元のフェースエクササイズ(イラスト)

 みずみずしく、はりと弾力のあるしなやかさ―。女性は幾つになっても若々しい肌でいたいもの。「アンチエイジング(抗老化)」をテーマに資生堂岡山支社(岡山市岩田町)で開かれたセミナーでは、若さを保つスキンケアの秘けつなどが紹介された。

 「肌の水分量低下と生まれ変わりの不調で、しなやかさが失われます」と企画統括部の大石安佐子さん。体の80%が水分でできている赤ちゃんの肌は柔らか。しかし、二十歳では60%に減少し、七十歳では50%になるそう。加えて、肌は約六週間で生まれ変わるが加齢とともに遅くなり、ごわごわになりやすい。

 「しわには保湿効果、くすみには美白効果の高い化粧品を選びましょう。しわは顔の動きに沿ってできるので『眉間(みけん)にしわを寄せる』『目を細める』などの表情に気を付けて」と助言。目元などのフェースエクササイズ(図)も行い、肌に元気を与えた。

 スキンケアのコツとして、洗顔は空気を巻き込むように洗顔料を泡立て、泡を転がすように顔全体に円を描くように。額や鼻の脂っぽい部分は指の腹を使って丁寧に。流水で一分を目安に流す。

 化粧水で水分をたっぷり補給。コットンに五百円玉大より大きめに含ませ、顔の隅々までなじませよう。乳液は十円玉大より大きめに含ませる。油分を中心に補給し、表面を覆って水分蒸発を防ぎ、潤いを保つ。

 二十~六十代の参加者約百人は自分のスキンケアを見直し、正しい方法を身に付けようと熱心に受講。大石さんは「日常の手入れを欠かさず、肌をいたわって」と呼び掛けた。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2006年02月07日 更新)

タグ: 健康女性皮膚

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