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第8回 川崎病院 坂手行義院長 市中心部の活性化に寄与

坂手行義院長

 川崎病院は長年、岡山市中心部で救急医療と高度医療の拠点としての役割を担ってきた。「地域に貢献する病院」という創設者の故川崎祐宣氏の理念を背景に、肝臓・消化器病をはじめ、スポーツ障害、呼吸器病、 末梢 ( まっしょう ) 血管の疾病などで専門医療を提供し、回復を目指す患者のリハビリにも力を入れている。

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 坂手行義院長


 「患者さん中心の医療」が理念。心身両面から支える「チーム医療」と「全人的医療」を進め、退院後も安定した療養生活ができるための「継続的医療」を三本柱にしている。

 岡山市中心部に位置する病院で、一日に患者さんや職員ら約四千人が出入りし、周辺への経済効果やにぎわいの創出に寄与している。災害救急センターを併設しており、防災拠点にもなっている。現在の建物は老朽化しており、早期の新築が必要。患者さんの利便性が高いことや、政令市を目指す岡山市の活性化に向け、中心部で実現させたい。

 今後は救命救急体制の強化や川崎医科大(倉敷市)との連携をより密にし、さらに高度医療を提供する病院を目指す。
※登場する人物・団体は掲載時の情報です。

(2008年03月18日 更新)

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